西陣極細織 額装(小) モネ「睡蓮の池」
西陣極細織 額装(小) モネ「睡蓮の池」
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¥55,000 JPY
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日本でも愛される印象派の代表的な画家モネの、太鼓橋を中心とした蓮池の景色を描いた18点の連作の1つで、現在ロンドンのナショナルギャラリーに所蔵される「睡蓮の池」を織り上げました。
ゆらめく水、うつろう光を表現するために使われた「染み込み」と呼ばれる西陣織のぼかし技巧は、モスグリーンの経糸を中心に、約18色の色糸を重ねずらしながら織り上げることで、モネの筆致を再現しました。前から見たような平面的な太鼓橋と、上から眺めたような奥行きがある湖面の描き方も、織によって見事に表現されています。
また、絵画では睡蓮の裏側には緑の反対色である濃い赤がアクセントとして配されていましたが、西陣織ではあえてさび朱とピンクを使うことで落ち着いた雰囲気に仕上げています。反して帯では、華やかさを演出するために赤を使うなど、西陣織独自の色彩感覚と美意識も反映されている点も非常に興味深い作品です。
サイズ: H. 約28.5cm W. 約34.5cm D. 約2.5cm