コレクション: 西陣極細織 丸帯

丸帯とは、表裏どちらにも柄を織り込まれ、両面を使うことができる最も格式の高い帯です。通常の帯の倍の幅で、現在西陣織で織ることができる多彩な帯の最大幅となり、表裏の柄の走り方は逆となっているため、鑑賞用として吊るしてもどちらの面からも正しい方向の柄をお楽しみいただけます。(「アール・ヌーヴォー」は表裏同一方向となります)

使用される絹糸はその生産量の90%近くがフランスの有名ブランドに使われているというブラジル・ブラタク社の「6Aグレード」の糸です。また、本金箔・プラチナ箔の純度は999‰以上。本金箔・プラチナ箔を使った作品にはその分析証明書が付いています。

丸帯には、花鳥風月、百人一首、源氏物語絵巻、日常品、旧所名跡など日本文化にまつわるモチーフを題材としています。帯は日本文化のさまざまなストーリーを語りながら装う人を美しく飾るのです。

サイズ:幅約70cm、長さ約4.5m

西陣極細織 丸帯