西陣極細織　額装（小）クリムト「接吻」

ウィーンで当時の保守的な美術界に反発し、「ウィーン分離派」をリードしたクリムトの代表作「接吻」。琳派の金屏風の影響を受けていると言われています。

背景は濃いグレーと茶色の色糸、２種類の金箔を使って幻想的に、花々は８色の色糸を巧みに使いながら艶やかに、そして男女の性をそれぞれ描き分けたような抱擁する二人の衣装は、男性の衣装はセピア色と銀糸を中心に、女性の衣装は金糸、赤やピンクを中心に表現しました。

サイズ： H. 約28.5cm    W. 約34.5cm    D. 約2.5cm