西陣極細織　額装　ルノワール「ブージヴァルのダンス」

パリのセーヌ川沿いにあるブージヴァルで踊る男女を描いたルノワールの傑作で、「田舎のダンス」「都会のダンス」と同年に発表された３部作のひとつ。あさぎ美術館でも３部全て織り上げて展示しております。

印象派ならではの光を感じる明るくやわらかなタッチを、西陣織のさまざまな織技法を使って鮮明に織り上げています。２枚目の写真が、より質感を伝えていると思います。細かい色のニュアンスの織り分けは限られた色の糸を各場所で様々に組み合わせるという、肉眼では確認することができないほどの細かな違いから浮かび上がってきます。西陣織職人の緻密な色の組み合わせとその色の配置の技術なしにはできない作品です。

サイズ：H. 約82.5cm  W. 約47.0cm  D. 約5.0cm