西陣極細織　額装　葛飾北斎「神奈川沖浪裏 」（富嶽三十六景）

江戸時代後期の浮世絵師、葛飾北斎の代表作「富嶽三十六景」から、特に人気の高い３役「凱風快晴」「神奈川沖浪裏」「山下白雨」を西陣織で織り上げました。版画にはない独自の質感と、贅沢に使われた箔が光のなかでさまざまな表情を見せる、西陣極細織の魅力が存分に生かされています。有名な浮世絵の作品を違った視点からお楽しみいただけます。 

神奈川沖浪裏

誰もが知る、傑作中の傑作。大胆で劇的な構図、静と動、人間と自然、遠と近の対比が見事に表現されています。波の飛沫にはプラチナ箔、波頭には本金箔を使った手法は、水の輝きを生き生きと表現しています。また、空もさまざまな色を混ぜ合わせることで、浮世絵に描かれた空気感と奥行きが絶妙に表現されています。

本金箔・プラチナ箔使用

サイズ：H. 約60.0cm   W. 約84.0cm   D. 約3.0cm